身近な低用量ピル

日本ではまだピルを恥ずかしいものと抵抗を感じている女性も多いかもしれませんが、ピルを服用している女性の約80%は、避妊以外の目的だといわれています。
低用量ピルとは経口避妊薬のことで、現在日本で使用できる避妊法の中でもっとも確実で安全性の高い方法です。1日1回1錠を、毎日だいたい同じ時間に服用することで排卵を抑制し、ほぼ100%確実に避妊できます。
しかし、低用量ピルを服用している方の多くが、避妊以外の副効用といわれる、女性の体に及ぼす良い作用を目的としているようです。
ご自分が望む時に妊娠をし出産をするためにも、きちんと避妊を考えることはとても大切なことです。望まない妊娠は中絶という選択を迫られることにもなります。
低用量ピルの服用を止めると、速やかに自然な月経周期が回復して排卵するようになり、妊娠が可能になります。服用することによって不妊症になることはありませんし、ピルの服用を止めた後での妊娠も胎児には全く影響はありません。
低用量ピルのような避妊薬に含まれる女性ホルモンが、脳下垂体に働きかけて卵胞を成熟させるホルモンの分泌を抑制し、排卵を起こらなくするのが低用量ピルの仕組みです。女性の体に元々備わっているメカニズムを利用するものですので、 胎児への影響や不妊の心配はありません。